ひとりひとりが自分の個性も他人の個性も尊重できる世の中を創ろう。
それを、お菓子で実現させてみせる!
私がトイガルテンの設立したのは、そんな想いがあったからでした。
お店の名前である「トイガルテン」は、
「おもちゃ(英語:Toy)」と「クラインガルテン(独:Kleingarten)」をくっつけた造語です。
「おもちゃ(Toy)」が嫌いな子供って、めったにいませんよね^^
大好きなおもちゃで遊ぶことで、子供は楽しみながら自分の「らしさ」を伸ばしていくものです。
「大人も子供も、おもちゃで遊ぶようにお菓子を作る。そんな空間をご提供したい」
私はそんな夢をトイガルテンの「トイ」に込めました。
残る「ガルテン」の由来となった「クラインガルテン(Kleingarten)」を私が知ったのは大学3年生の時。
当時、とてもお世話になっていた先生から教わりました。
「クラインガルテン」とは、ドイツ語で「小さな(Klein) 庭(Garten)」という意味です。
もともとは産業革命時代の、労働者の働き口や、子供の健康を守るための遊び場の確保を目的として作られました。
時の流れと共にスタイルが変わり、現在は自由に植物や作物を栽培したり、遊具を設置して子供の遊び場にしたりと、利用者のそれぞれ思いをクラインガルテンで実現しています。
このクラインガルテンを初めて知ったとき「そんな素敵な環境があるんだ!」と、思わず目を輝かせた記憶があります。
「ドイツ人が思い思いにクラインガルテンを作るように、私も自由にお菓子を作ってたくさんの人を笑顔にしたい!」
「私だけではなくて、みんなが思い思いにお菓子作りができる空間を作りたい!」
私の想いはどんどん膨らんでいきました。
ここで少し話が変わりますが、
クラインガルテンを教えてくれた先生のお子さんは、卵アレルギーで苦しんでいました。
また同じ時期に、私がアルバイトしていたケーキ屋さんに、食物アレルギーのお子さまを連れたお客様がいらっしゃいました。
それなのに、アレルギー対応のケーキがなくて、ケーキをお売りできない悲しい出来事がありました。
食物アレルギーのお子さまにとって、
あの時私が提供していたケーキは毒物と変わりないんですよね…。
・・・あっ!
アレルギーのお子さんでも食べられる、おいしくてかわいいお菓子!
それを私が提供できたなら、アレルギー有る無しをまったく気にせずみんなで同じお菓子を楽しく食べられそう!
そうしたら、みんな心から楽しく過ごせるんじゃないかな^^
私の作るお菓子で、アレルギーの子もそうでない子も同じ「おいしさ」を共有できる!
そんな空間を作りたい!
トイガルテンの「ガルテン」にはその思いを込めています。
これが「トイガルテン」の名前に込めた私の想いです。
たくさんの「できない」を「できる」に変えたい。
トイガルテンで作るお菓子は「アレルギー対応」と「糖質制限」のお菓子。
お菓子がなかなか「食べられない」方が「食べられる」お菓子でもありますし、お菓子作りを「したことがない」方でもお家で「作れる」レシピです。
そして、卵が入ってなかろうが乳製品がなかろうが、低糖質だろうが、お菓子はおいしくて心の底から楽しめる見た目でなければ意味がありません。
トイガルテンのレッスンでご提供するレシピは、アレルギー対応や糖質制限のお菓子であると同時に、年間400個以上のケーキを食べ歩いている私自身が「おいしい」と認めたものだけです。
アレルギーのお子さまやお母さん、糖質制限中の方はもちろんのこと、そうでない方も、思わず笑顔になれる空間をご提供しています(-^□^-)
そんな想いをこめて運営している「トイガルテン(Toy+Garten)」です!
どうぞよろしくお願いいたします^^