あきらめて人生が好転した経験をインタビューしています。
「あきらめるってどういうこと?」と思われたかたは、こちらのページをお読みください。
今回ご紹介するのは、エステティックサロンANFINITÉ(アンフィニテ)のオーナーエステティシャン上田美穂さんです。
横浜の元町にて7年前に開業。丁寧で誠実な接客と、かわいらしい気さくなキャラクターでお客さまから愛され、海外や関西など遠くから訪れるかたも多数いらっしゃいます。
私自身、横浜に住んでいた時は月1回のペースでお世話になり、ひどい冷え症がほとんど気にならなくなりました。
もともと上田さんは、勤め人としてエステ会社に勤務していました。現場成績を会社に認められ、全国の社員を教育するマネージャーとして邁進。プライベートでは、上田さんの仕事観に大きな影響を与えた、尊敬する人とご結婚されたそうです。
誰もが羨むようなキャリアを歩まれている上田さん。そんな上田さんのあきらめたことは「人に無理に合わせること」です。
きっかけは、お父さまの事故でした。
出張中に、お父さまの事故の知らせを受けた上田さん。それでも仕事が気になって、すぐに帰る決断ができなかったそうです。
そんな自分の会社員としてのありかたに疑問を抱き、それまでは無縁だと思っていた「独立」を考えるようになったとか。
ご家族の反対もあったなか、上田さんは独立を決行。その後も信頼していたパートナーとの離婚など、さまざまな葛藤に揉まれながら行動し続けて今に至ります。
「今と昔とでは、エステティシャンとしてやっていることは同じですが、やっと真のサービス提供ができています。」そう、お話しされる上田さん。今は、とても幸せな気持ちで施術をしているそうです。
上田さんが提供したかったサービスとは?
そして、今に至るまでにどのようなことをあきらめてきたのでしょうか…?
ANFINITÉ オーナーエステティシャン 上田美穂プロフィール
ANFINITÉ オーナーエステティシャン 上田美穂
神奈川県生まれ。専門学校卒業後、エステ会社に勤務。実力が認められ、全国の店舗などに技術指導を行う。
マネージャーとして会社の売上に貢献してきたものの、父の事故をきっかけに自分の生き方を見直し始める。
2015年に横浜元町にてプライベートエステサロンANFINITÉを開業。
マシンとハンドを組み合わせた効果の高い独自の施術で、痩身・セルライトケア・ボディメイキングのみならず、疲労や体質改善の目的でもお客さまが訪れる。技術力の高さと丁寧かつお客さまファーストの接客で、国内外から根強いリピーターが多数。
あきらめの大きな転機は父親の事故
佐藤 どうぞよろしくお願いいたします!上田さんがあきらめたことってなんですか?
上田 「自分を偽る」ことをあきらめました。 偽ることをやめてとても楽になりました。
佐藤 自分を偽っている時の上田さんは、どんな感じだったのでしょうか?
上田 学生時代だとよくありがちかもしれませんが、集団行動が苦手なのに、自分の居場所を確保するためにそりが合わないメンバーとも一緒にいるとか。そんな感じで社会人になりました。
会社に勤めていた時は、役職について部下を教える立場になりました。だけど、教育は苦手で…。
今は独立してひとりでやっていますが、すごく肩の荷が下りました。人に合わせることが苦手なんでしょうね。独立してやっと自分らしい人生が開けたなって思います。
佐藤 私が初めてサロンにお伺いした時、「会社勤めをやめて今は自由にやってます」って言ってましたもんね。
上田 接客は好きなんですけどね、集団行動とか組織っていうものにすご〜く苦手意識があったでしょうね。
佐藤 いや〜。でも、それでよくずっと会社員としてご活躍されてきましたよね。
上田 根は真面目なんですよね。だからこそ、自分がいた枠の中でしか見ようとしてなかったんだと思います。「独立」っていう生き方に目を向けられてよかったです。
家族の一大事なのに「すぐに帰る」判断ができない自分
佐藤 独立しようと思われたきっかけはなんだったのでしょうか。
上田 そうですね。それまではもう全然「自分なんかが独立なんてできるわけがない」って思ってたんです。そういうのは特別な人にしかできないものであって、「勤め人で飛び抜けたものもない自分なんて」と思ってたんですけど…。
きっかけは、出張ばかりの会社にいた時のことでした。地方出張の時に、母親から「父親が事故にあってICU(集中治療室)に入った」という電話があったんです。
その時に「帰っていいですか?」っていう承諾を得たくて、手当たり次第、上司に電話をかけましたが誰も出なかったんですよね。ちょうど会議中で全員が出られない状態だったというのを後から知ったんですけど。
でも、明らかに帰っちゃいけない状況じゃないのに、そんなことも自分で判断できないのかって思ったら「ちょっとくだらないな」って思って。その時の気持ちは、今でもよく覚えています。とりあえず待って、やっとどなたかが出てくれて帰れたんですけど。
そこから「出張」っていうのが重荷になってしまって。父親がいつどうなるかわからない人生が始まっちゃったので。
「出張なしにしてください」とか「この日に休みをください」って言うのも…。その要望が通ったとしても、私も真面目だからか、勤め人として嫌なんですよね。笑
もう、どんどんどんどん、父親の事故がきっかけで独立が鮮明に見えてきて。もうそれが私の生きるすべだし「このタイミングだなー」って、急に降ってきましたね。
佐藤 そうだったんですね。
上田 まさかでしたね。でも、そういう時って勢いがあるんですよね。
独立は怖い。でも、やりたい。
佐藤 お父さまの事故があったにせよ、「特別な人がやるものだ」と思っていた独立をするのは怖くなかったんですか?
上田 そのはずですよね。すっごい怖かったのは覚えてるんですけど…。その時はやるかやらないか、やりたいかやりたくないかっていう次元で、できるできないは後回しでしたね。がむしゃらでした。
それまでもやってきてるはずなので、すべて捨てて、自分だけ信じて進むほうが気が楽な時期だったんだと思いますね。
なにかを頼るのもめんどくさいというか…。逆に回りが見えてないってことですけどね。突っ走っちゃいましたね。笑
本当に不謹慎ですが、父親の件がきっかけで今の感じで働けることになったのは間違いないので、感謝ですね。
佐藤 「独立する」って言った時の、ご家族の反応はどうでしたか?
上田 大反対でしたね。「父親が大変なことになってるのに、これ以上心配事を増やさないでくれ」という感じです。笑
みんな「やめろ」の一点張りだったんですけど、「ほんと迷惑かけないから!」って言って。誰の言うことも聞かないで自分だけで突っ走ったのを覚えてますね。母親は最終的には応援してくれてましたけどね。
でも、ほんとタイミング悪すぎましたね。家族としては「なにバカ言っちゃってんの」ぐらいの感じでしたね。
組織ではできなかったことを、自分らしくやる。
佐藤 でも、その状況でも「独立する」って決めたということは、本当に強い意思だったんでしょうね。独立を決心する原動力ってなんだったのでしょうか?
上田 なんだったんでしょう…。一番は本当に、勤め人の時にいろいろ経験してきたことですね…。
倒産した会社にいた時は「返金できません」っていう電話もかけましたし…。こんなこと言ったら失礼ですけど、「ダメな会社だなぁ」とか感じることも散々あったので…。
逆に言うと、「自分がそれをやらないことでうまく経営できるかな」とか「一通り経験してきてるよね」って気がついて…。「…もしかして自分もできるかな」って。
組織だからできなかったことが、「やっと自分らしく、本当にやりたいことをできるかな」って考えた時に「やりたい」っていう気持ちが持てたので、迷いはなかったんでしょうね。
佐藤 独立されたのは何歳の時だったんですか。
上田 31歳です。食いしばりの期間がなかったら独立できてなかったので、「もっと早く独立すればよかった」とは思いませんでした。そのタイミングだからできたって思います。
たくさん嫌なものを見てきたり経験したりが、ほんと感謝でしかなくって。それがあっての独立だったから、なんとかできてるんだと思います。
佐藤 一番最初におっしゃってた「自分は偽るのをあきらめた」っていう意味では、本当にいいタイミングだったんですね。お父さまのことがあって、みたいな…。
上田 あの時は余裕がなくて、一番シンプルになれたのかもしれないですけどね。余計なことを考える余裕もなくて、ぜんぶ捨ててしまったのかもしれませんが。笑
佐藤 確かに自分を偽ろうとすると、余計なことを考えてしまいますね。私がそうなんですけど。笑
上田 確かに、気を遣いますよね。頭も使いますし。不思議なことに、勤め人をやめたら肩こりがなくなったんですよね。もちろんちゃんと真面目に働いてますよ。
だけど、勤め人だった時は変に力が入ってたんだなぁとは感じました。私は負けず嫌いなので、会社員時代は合わない環境でもがんばれたんですよね。でもそれはたぶん、若かったから通用したとも思います。
歳をとって、いろいろ気づくようになってきたというか…。会社にいいように使われるとかっていうのがわからない時期は、がむしゃらに「とにかく褒められたい」っていう意思できましたが、それができなくなりましたね。…て言ったら、社会に失礼ですけど。
自分の意思で生きる決断
佐藤 「自分を偽るのはあきらめた」っていうところで。お仕事以外で自分を偽るのをあきらためことってありましたか?
上田 一度、結婚を経験してるんですけれど、自分から離婚を踏み出したんですね。とっても尊敬できるパートナーと結婚しましたが、その人と終わりにするっていう決断は大きかったです。
ずっとその人の受け売りで生きてきて、信者みたいな感じだったんです。自分の発言っぽく言ってることでも、実はその人からの受け売りというのもありましたし。
独立も、その人が独立してやっていたからできたというのもあるので、今でも感謝はしています。
だからこそ、そこを断ち切ったっていうのはすごく、自分らしく生きる第一歩でした。
そこからは「自分の人生に責任を持って生きていこう」という感じになって、強くなりました。「以前は自分で考えてなかったんだな」って気づきもありましたね。
佐藤 そんなに影響を受けた人から離れるって、自分の中でかなり葛藤しませんでしたか?
上田 しましたね。でも、やっぱり決めちゃったんでしょうね。
独立の時もそうでしたけど、決めたらやるっていうタイプなんでしょうね。ふだんは小心者なんですけどね。なんか頑固なんですよ。ブレなくなるんですね。
あと、ずっと付き合いの長い友人の存在は大きいのかな。一番の理解者なので、自分では気づいてないところをポロッと指摘してくれて、すっと解決したり…。
人付き合いが苦手なのでそんなにたくさんはいませんが。やっぱり残った数少ない友人のおかげで、ちょっと迷った時なんかも頼れたりで、本当にありがたいです。
約束しなくてもまたご予約いただける
佐藤 勤め人だった時と独立後とで、一番変わったことってなんでしょうか?
上田 そうですね。いろんな部分で変わりましたが…。エステティシャンしては、やっていることは同じですが、「やっと真のサービス。自分のやりたかったことだけできている」っていう感覚がありますね。
エステって、だんだん役職が上がってくるにつれ「施術者」から「営業マン」になっていくのが当たり前なんですよね。
「部下を育てなきゃ」とか「施術たくさん入れてあげなきゃ」っていう思いはありましたが、自分が本当にやりたいことって施術なんですよね。
たとえば「都度払い」も、当時のエステ店ではありえなかったんですね。いわゆる「回数券をまとめて買っていただく」のが主流だったんです。
私は開業当初から都度払いを導入してきましたが、「本当によかったら自然と予約をくれる」っていう感覚にやっとなれたんですよね。
先の約束はないのにお客さまが「また予約の連絡をくれる」。これほどエステをやっていて幸せな気持ちはないですね。
回数券だと、無理して口約束させるって感じじゃないですか。言い方は悪いですけど。
約束をしていないけど、「また来てくれる」っていう関係が築ける今のスタイルが、最高にエステシャン冥利につきますね。
佐藤 私も最初にお伺いした時に感じました。冷え性の改善方法についてご提案はいただきましたが、営業っぽい営業を受けた記憶はまったくないです。
上田 本当はするべきなんでしょうけどね。笑
佐藤 笑。
私って、行きつけのお店みたいなものをあまり作らないのですが…。
もちろん技術ありきですが、それ以外にも「上田さんの考え方とか、学ばせていただけることがいっぱいあるな」って感じているのもあって、お伺いしたいなと感じました。
上田 ありがとうございます。本当にね、素敵なお客さまに恵まれてるってすごく思いますね。
佐藤 独立されて変わったことってありますか?
上田 そうですね。大きく変わったことがあるとすれば…、すべて自分次第というところですね。
やらされ仕事ではないので、甘えたら自分の首を絞めますし。自分のために仕事をしてる感覚があります。だからこそがんばれる。
佐藤 すごい大変だったことってありましたか?
独立してがむしゃらだと、気がつく暇もないかもしれませんが。
上田 これが一番っていうと、なんでしょう…。 確かに真っ白で覚えてないんですよね、あっという間に来てしまいましたね。
でも、やっぱりやっていると「このままダメになっちゃうのかな…」みたいな時もあるんですよ。「今月、ちょっとやばいな」って思ったりして。
他人と比較して「やっぱり私って、ダメなレベルなんじゃないかなぁ」とか、自信をなくしちゃう時ってたびたびあるんですよね。
ただ、1年2年ってやっていくうちに、それで気持ちが落ちたりしないで。
たとえば1年12ヶ月あったら。売り上げや来店の波があっても、割って12で平均が取れていれば、こういう月があっても大丈夫だって、心の余裕が生まれてきましたね。
独立してしまうと、「これで合ってるのかどうなのか」をジャッジすらいただけないので。答えはお客さんが来てくれて、忙しいことがちゃんとできているっていう証になるので。「暇だとすごい不安になる」っていうのはたびたび経験していましたね。
なんだかんだで、本当に来てもらえるかたは長いお付き合いなので、本当にありがたいです。
自分の人生、やろうと思えば誰でもやれる。
佐藤 過去の上田さんみたいに、モヤモヤするけど食いしばりながら仕事をしているかたに対して、ちょっとアドバイスじゃないですけど、なにかあればいただけますか。
上田 偉そうなことは言えませんが、そうですね…。本当にだめな時って、なにやっても本当にダメなんで、まだ踏ん張れるうちはまだその道でやった方がいい時なのかなって思うので。
私も何度も退職を考えましたが、「まだやれるな」っていう時にやめなくて良かったと思っています。「もうやめよう」って、本当にやめた時は何の迷いもなく、誰が止めても揺るがなくなるので。
もう、その時が来るまでは踏んばってみたほうが…、て言って、ふんばり続ける人がいたら困っちゃうんですけど。笑
でも「タイミングってくるものかもしれないな」っていうのがひとつですね。
あとは…。自分の評価を決めるのは誰なんでしょうね。どうなんでしょう…。
ちょっと飛び出すのってみんな勇気がいると思うんですけど。「やりたいかやりたくないか」なんでしょうね。欲があったら「無理って鼻から決めつけないで、やってみて、ダメなら引き返せばいい」ぐらいの気持ちで、一度の人生なので。
私自身、独立して行動する癖はつきましたね。ダメでもいいからやってみてから考えるみたいなタイプになれたのも、独立がきっかけだったと思うので。逆に、見切り発車が多くなってきちゃったのも独立してからかなぁと思うんですけど。
とにかく受け身じゃなくて、行動力。自分次第の人生をやろうと思えば誰でもやれると思うんですよね。ちょっとでも興味あれば行動するかしないかは自分次第。っていうのを、やろうと思えば誰でもできると思うんです。
現状にブーブー文句言うよりは、なんか前向きに楽しく過ごすことを考えたら、独立も一つの道だと思います。
私の場合は我が強いで、人の意見を聞いてもやっぱり自分の意見が違ったら通したいんでしょうね。だから限界がきちゃったんでしょうね。
佐藤 上田さんにとって、独立するのにちょうどタイミングだったんですね。
上田 いい形にできてるので、結果オーライかな。あまり人の人生には責任を持てないので。まあそういう人もいるよって言う参考になるといいなぁと思います。
やっぱりやりたい。ずっと施術をしていきたい。
佐藤 ありがとうございます。これからの展望を教えていただけますか。
上田 はい。まずは健康第一で。
人を雇う気はないんですね。本当に何歳までできるのかなと思いつつ、でもやっぱりやりたいので、自分で施術ができるように。自分がまず健康でいられるように。
あとは、コロナもあってちょっと暇な時期があったんですけど、自分のことを見直す良いきっかけになったなと感じています。すごくダメージ受けたかといえばそこまでではありませんが、ざっくりと「何かしたいな」っていう思いはあります。
単純にちょっとここまで走ってきちゃったので一時停止して、自分の視野を広げたいなと。今はお店の見直しをしています。
佐藤 このソファーも、新しく替えたものですよね。
上田 そうですそうです。笑
より良い空間づくりもそうですし、私は頭が固いところあるので少し柔軟性を持って、ちょっと勉強を積みながら、仕事以外のことにも目を向けて生きていけたらなって思います。自分の成長のためにも。
ちょっと世界が狭すぎたかなって。セルライトしか知らないみたいな人生できちゃったので。
もうちょっと広く興味を持ちたいですね。暇があったら読む本も、体の本しかなかったんですよ。施術に繋がることばかりで、ゆとりのないおもしろみのない感じで突っ走ってきたので。
間違いじゃないんですけど。ちょっと7年目に入って、もう少し人間性を高めるような部分にも目を向けてやっていきたいなと。笑
…まだまだ未熟なんでいい歳してすいません。がんばります。
佐藤 ありがとうございました。私もがんばります!
あきらめてたどり着いた理想のエステティックサービスは、多くの女性が「自分らしさ」を手に入れる一役を担う。
人に無理に合わせることをあきらめて独立し、過去の自分が信じてきた考え方からも決別し、お客さまに愛され続ける上田さん。理想のサービスが提供できるようになるまでには、長年自分が信じてきたものを手放す葛藤がありました。
会社員として成績を上げること、エステサロンに回数券を取り入れること。これらは、独立前の上田さんが実践して売上を作ってきた行為ですから、自分の店舗でその逆を実施するのは本当に怖かったことと思います。
「約束しなくても、お客さまがまた予約の連絡をくれる。これほどエステをやっていて幸せな気持ちはありません。」
そう嬉しそうにお話しされる上田さん。実際にお客さまの「体型・体質」の分野で結果を出すことで、たくさんの人の自己実現をサポートしています。
これは、過去に上田さんがあきらめてANFINITÉを開業し、業界の常識や自分の成功体験にとらわれず、理想のサービスを提供してきた結果なのではないでしょうか。
過去にあなたは、理想を抱いたことはありますか?
もし、その理想に蓋をしていたとしたら。あなたがその蓋を外すことで、たくさんの人がより自分らしい人生を歩めるのではないでしょうか。