こんばんは。
低アレルゲン&低糖質のお菓子教室トイガルテンの佐藤絵里です。
いやはや、3年ぶりぐらいに暴飲暴食してしまいました…。
身体に良くないって、わかっているけどやめられないんですよね( ;∀;)
ただ、今回のことがきっかけで、どうしてなるかとその具体的な対策がわかりました✨
この記事でシェアするので、悩んでいる方はぜひお役立てください^^
食欲が収まらない心理的な理由
なぜ、健康体のはずのに暴飲暴食してしまうのでしょうか?
白砂糖の摂りすぎや十分に栄養を摂取していないことも、原因の一つとして挙げられますが、、、
ここでは心理的な原因にフォーカスしてご説明したいと思います。
理由①イライラしている
自分がコントロールできないことにイライラしていたり、怒りを感じていたりした場合、それを紛らわすために暴飲暴食に走ってしまう方は多いです。
これには「コルチゾール」と「レプチン」いうホルモンが関係しています。
脳がストレスを感じると、食欲増進作用をもたらす「コルチゾール」が分泌され、対して食欲抑制作用のある「レプチン」は抑制されるため、食欲をコントロールしづらい状態になってしまいます。
理由②寂しさや不安感がある
1人で寂しかったり、なんとなく不安を感じていたり…、そんな時にも食欲は増大されます。
こんな時には甘いものや柔らかい食感のものが好まれる傾向があり、口の中が満たされることで心も満たそうとしているのかもしれません。
実際、甘いものを食べた後には「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が分泌されることが証明されています。
甘いものを適度に利用しながら、あるいは甘いものを取らなくても寂しさをコントロールできるような生活習慣を送ることが鍵となります。
理由③暇を持て余してる
「暇だなぁ…」と感じていたり、1日中ゴロゴロしていたりすると、ついつい食べ物を口に運び続けてしまうことがあります。
こんな時は、塩辛いものや刺激の強いもの、食べ応えのあるものが好まれる傾向にあります。
食べることで退屈さを紛らわすことはできますが、際限なく食べてしまいかねないので要注意です💦
理由④疲れている
疲れていたり、寝不足だったりしても食欲は増大します。
実際、睡眠不足になると食欲が増大ホルモンの「グレリン」が分泌され、先ほどご紹介した「レプチン」が抑制されてしまうんです…(´;ω;`)
「ダイエットには睡眠が大切です!」
と聞いたこともあるかもしれませんが、上記のようなホルモン分泌が関係しているためです。
今回、私が暴飲暴食に走った理由
今回、私が暴飲暴食に走った理由ですが、会社員時代の嫌なことを思い出したためです(笑)
正解に言うと、思い出す必要があったため敢えてあの時の感情に戻ったのですが…
今はすでに自分の中で完了している事柄を思い出すのは結構大変ですね(‘Д’)
今となってはたいしたことはありませんが、当時の私にとっては「限られた選択肢しかない」ような気分で、毎日がとてもしんどかった記憶があります。
会社員時代の私は、よく暴飲暴食していました。
仕事帰りにコンビニやスーパーに寄って、菓子パンを買って家で食べるのが何よりの楽しみでした。
仕事の成績が悪いわけではない、だけど現状に不満があって、それを周りに伝えても理解されない…
今思えば、伝え方が悪かったのだとも思いますが。
どうしてわかってくれないんだという苛立ちや孤独感、そして日々の忙しさなどが重なって、仕事終わりの菓子パンに走っていたんだと思います(苦笑)
自分だけの安心できる空間で、甘いものを口にしてほっとしていたんでしょうね~。
そんな会社員時代のことを一生懸命振り返っていたところ、この2日間は暴飲暴食三昧になりました(+_+)
久しぶりにお腹が痛くなるぐらい食べて翌日お腹を壊した始末…。
1日中みぞおちのあたりに鈍痛が感じられました💦
当たり前ですが、自分の身体はいたわらなきゃですね。
次の記事からは、私がどうやって暴飲暴食を止められたかも踏まえて、「ストレスマネジメント」の観点から食欲を抑える方法をご紹介していきます^^
無理せず食欲を抑える具体的な方法
暴飲暴食になってしまう心理的な原因に対する対処法を、すぐできる順にまとめました。
ここでのポイントは「無理せずに」です。
そもそも無理をすること自体ストレスになりますからね(;^ω^)
私自身は、下記のストレス対処法に気が付いたのは会社員をやめた後でした。
「やめる前に身に着けていたら、今でも会社員をしていたのかな?」と考えたこともありましたが、遅かれ早かれ今の仕事に行きついていたと思います。
方法①心ゆくまで休む
とにかく休む!
思う存分眠る!
これはすぐにできる暴飲暴食を止める対策です。
イライラしたり疲れたりしているときって、同じく頭も疲れているはずです( ゚Д゚)
「忙しくて眠る時間なんてない💦」
という方はなおさら、まずは休んでください。
「子供が目が離せなくて…」
という方も、ご家族やお友達の助けを借りるなりして休みましょう。
忙しいときに冷静に思考することなんてまず無理です。
仕事が忙しくて休めないという人は、会社に交渉するなり転職するなりして働き方を見直されることをお勧めします。
現代は社員の働きやすさに配慮している企業さんもたくさんあります。
話がそれましたが💦
暴飲暴食が止まらないときは、まずはゆっくり休みましょう。
充分な睡眠を取ることでホルモンバランスも整いますし、落ち着いて考えられるようになります。
方法②思う存分好きなことをする
心理的ストレスからの暴飲暴食は、何か満たされていないものを食べることに変換しているケースがほとんどです。
もし食べること以外で趣味や熱中できることをお持ちであれば、そちらに注力してみしょう✨
私自身はマッサージを受けるのが大好きなので、どうしようもなく疲れたりイライラしたり(ほぼありませんが)といったときはアロママッサージを受けに行きます(*^^*)
ケーキの食べ歩きも大好きですが、暴飲暴食が止まらないときに行くのは危険なので、この時ばかりは控えます(笑)
ちなみに会社員時代は「とにかく成果を出さなくちゃ!」という思いで行動していたため、常に追われているような感覚がありました。
決して成績が悪いわけではありませんでしたが、息のぬき方がよくわからなかったんですね(*_*)
典型的な、手を抜くのが下手な女性社員だったと思います。
「今月のノルマを達成したら120分のマッサージに行こう✨」
とか、息抜きの方法を決めておけば良かったと思います。。。
方法③感謝できることを探す
イライラしているときや孤独感を覚えているときって、周りへの感謝を忘れがちになっていませんか?
私は今回、3年ぶりに暴飲暴食に走ったわけですが(笑)
周りへの感謝を思い出すことによって食欲が収まりました。
どんなに小さいことでもかまいません。
こうやってご飯を食べられることへの感謝、こうして仕事をさせていただけていることへの感謝、好きなことをさせてくれている家族への感謝、これまで関わってくださったすべての方々etc…。
ぶっちゃけ縁を切ってしまった方々も何人かいますが、そんなこともあって今の自分がいると思うと、自然と感謝の思いが生まれます。
そして何よりも、感謝の思いが沸いてくると、自分が満たされているということに気がつきます。
満たされていることに気がつくと暴飲暴食も自然と収まり、このように記事にしようという気も起きてきます(笑)
感謝なんてできないよ💦
と思われる方もいるかもしれません。
自分自身が疲弊していたら感謝どころではないと思うので、無理にする必要はないと思います。
まずは、「方法①心ゆくまで休む」「方法②思う存分好きなことをする」を実践されてみてください^^
方法④自分がコントロールできることにフォーカスする
ストレスを感じているときって、自分ではどうにもできないことにフォーカスしているケースが多いです。
他人だったり、会社だったり…
いらいらの矛先って、自分が変えられない対象ではありませんか?
カナダの精神科医、エリック・バーンさんの有名な言葉にこんなものがあります。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
自分ではどうにもできない他人や過去をどうにかしようと思っても、どうにもならないということですね( ;∀;)
今でこそ、私自身はコントロールできないことにフォーカスをしなくなりましたが、会社員時代は会社方針や同僚を変えたくて仕方ありませんでした(笑)
「それって、お客様に対して失礼じゃないの?」とか、「責任をすべて新人さんのせいにするこんな人が管理職である意味が分からない」とか思っていました((+_+))
あくまでそれは私の視点であって、今現在起きているすべての物事には理由があるんですね。
自分には自分の正義があり、他人には他人の正義がある。
そんなことに気が付いたのは独立した後でしたが…。
今は、コントロールできないことにはフォーカスしないようにしています。
ただ、すぐにできるようになったわけではありませんでした。
よくよく考えずとも、コントロールできないことにフォーカスしてしまう思考の人間が、その真逆をぱっとできるようになるわけがありませんw
すぐにできるようにはなりませんでしたが、「コントロールできることにフォーカスできる人間になったら、もっと生きやすくなる気がする」と思って、日々の生活習慣の中でだんだんと気をつけるようになりました。
まとめ:ストレスの原因と向き合って快適な食生活を
以上、どうしようもなくお腹が空いて食欲が止まらない原因と、その対処法についてまとめます。
食欲が収まらないのは…
♦イライラしているから
♦寂しいから
♦疲れているから
♦退屈だから
無理せず食欲を抑えるために…
♦心ゆくまで休む
♦思う存分好きなことをする
♦感謝できることを探す
♦コントロールできることにフォーカスする
原因不明な暴飲暴食は、あなたの心のSOSかもしれません。
一度、ご自身の気持ちと向き合って自分で自分を労わってあげてください。