こんにちは。
低アレルゲン&低糖質のお菓子教室トイガルテンの佐藤絵里です。
お菓子づくりをするにあたって必ず用意していただきたい調理家電「オーブンレンジ」
これ1つあるだけで、お菓子作りのみならずお料理だってレパートリーが増える優れものです✨


ボタンがたくさんあって使いこなせないんです…(´-ω-`)
という方も多々いらっしゃいますが、実際のところ4つの機能だけ覚えれば大丈夫♪
私自身、日常生活でも仕事でも3つの機能しか使いません。
お菓子作りをする上で覚えておくととっても便利✨
オーブンレンジ4つの機能についてご説明します。
オーブンレンジを使いこなすのが難しいと感じる理由
よく、「オーブンレンジが家にあるけれど使いこなせていない」というお声を聞きます。
よくよく話を伺ってみると、オーブンレンジについている「オートメニュー」が使いこなせていないとのこと。
ダイヤルを回してボタンを押せば、自動でグラタンやらエビフライやらを作ってくれる機能ですね。
オートメニューは使いたいものだけ使えばいいと思います。
無理してすべてを網羅する必要はありません。
料理をするときにいちいちオートメニューがあるか確認するほうが面倒ですし…
グラタンだって、シチューだって、料理の焼け具合を確認しながら自分でオーブンの温度と時間と設定すれば済むことです。
なんでも自動機能がついている現代の家電製品はとっても便利だと思います。
しかし、私自身はオートメニューを使うことって、ほとんどありません。
もちろん、「オートメニューよく使うよ!」という方であればお使いいただくのがいいと思います。
しかし、「オートメニュー使わなくちゃ💦」と思っている方は無理して使う必要はありません。
これからご紹介する4つの機能だけ覚えればOKです^^
オーブンレンジの便利な機能その① 焼く
スポンジケーキやマフィン、シュークリームなどを焼くとき、必ず使用する機能ですね^^
オーブンのボタンを押して温度や時間を設定するのですが、1点だけご注意いただきたいことがあります。
「予熱」のあるなしで、お菓子の仕上がりが大きく変わります。
レシピに「予熱してください」と書いてある場合は、生地を混ぜ始める前に必ず予熱の設定をしましょう。
よく、「予熱し忘れてしまい、生地を型に流し込んでから予熱を始めたので焼くまでに時間がかかりました」とか、「予熱しても変わらないと思って、予熱しないで180℃のオーブンで焼きました」という方がいらっしゃいます。
お菓子の種類にもよりますが、混ぜ合わせた生地を放置しておいたり、温まっていないオーブンで焼き始めたりすると、生地のふくらみが悪くなる可能性があります。
お菓子を作る前にはレシピに一通り目を通し、予熱が必要であれば作業を始める前に予熱の設定をする習慣をつけましょう。
オーブンレンジの予熱の方法
たいていのオーブンレンジは下記の方法で予熱できます。
①「オーブン」のボタンを3回してみてください。
②予熱モードに切り替わるので、希望する温度に調整したら「スタート」ボタンを押しましょう。
③予熱が始まります。音がなったら予熱終了の合図です。
④生地を入れて焼き時間を合わせた後、「スタート」ボタンを押せば焼きが始まります^^
予熱後 生地を入れる際は、オーブンレンジのドアの開け閉めはすばやく行いましょう。
ドアが開いている時間が長いと、予熱で上げた庫内の温度が下がってしまいます。
オーブンレンジの便利な機能その② 蒸し焼き(湯せん焼き)
トイガルテンのレシピではあまり使用しませんが、しっとりした生地を焼き上げたい時に「蒸し焼き」にすることがあります。
「湯せん焼き」とも言われ、通常の「焼く」操作だけだと表面がパサパサになる生地もしっとりふんわり焼きあがります✨
プリンやスフレ、レシピによってはマフィンやチーズケーキを焼くときに「蒸し焼き」にすることがあります。
オーブンレンジで蒸し焼きを行う方法
基本的なボタン操作は「焼く」ときと変わりません。
1点だけ異なる部分は、生地をオーブンレンジ庫内に入れる時に、一緒に水を入れるところです。
水を入れる方法ですが、大きく2パターンあります。
①専用のカップに水を入れて鉄板の隅に載せる
②カップがなければ天板に直接水を張る
鉄板に直接水を張る場合、水の量は鉄板の底を覆う程度でOKです。
生地の中に水が入らないようにご注意くださいm(_ _)m
専用のカップも天板もない場合、ココット型など耐熱性のカップに水を入れてオーブンレンジ庫内の隅に置きましょう。
また、オーブンレンジによっては「スチーム」の機能が付いているものもあります。
この場合は、「オーブン」+「スチーム」あるいは「スチーム」+「オーブン」のボタンを押せば自動的に蒸し焼きにすることができます。
スチーム機能が付いたオーブンレンジの場合、スチーム用のタンクがあるのでそこに水を入れましょう。
オーブンレンジの便利な機能その③ トーストする

ふわふわ米粉パン
ボタン1つでトースターの機能を果たしてくれます。
しかもトースターのように縦ではなく、食品を横に向けてセットするのでパンだけではなくピザもトーストすることができますよ✨
オーブンレンジがあればトースターは必要ありません(・∀・)
時間が経つと硬くなってしまう米粉パンもトーストすればさっくりふわふわになります♪

オーブンレンジでトーストする方法
たいていのオーブンレンジは下記の方法でトーストできます。
①オーブンレンジ庫内の天板を外し、網だけにしてください。
②網の上に直接、パンなどトーストしたいものを置いて扉を閉めてください。
③オートメニュー一覧に「(番号). パン」という表示があるかと思います。「パン」のボタンを押すか、あるいは「パン」の番号にダイヤルを合わせます。
④「スタート」ボタンを押せばトーストが始めるので、焼きあがりのお知らせが鳴ったら食べられます(●´ω`●)
同じようにピザやお餅も焼けますよ♪
オーブンレンジの便利な機能その④ 温める

グルテンフリーのフォンダンショコラ温めてもおいしい♪
「温め」の機能はほとんどの方がお使いになったことがあるのではないでしょうか?
お弁当など、お料理系が多いですよね~。
お菓子だと、フォンダンショコラなんかは温めると口どけが良くなっておいしさが増しますよ♪
食べる前に食品を温めるほかに、お菓子作りをするときに材料を温めて使うことがあります。
トイガルテンの場合だと、低糖質ダイエットスイーツレシピでクリームチーズを温めて使うことがありますよ^^
クリームチーズやバターといった乳製品は、冷えた状態だと硬いので💦
あらかじめ常温に出しておくか、それでも作業しづらい場合はレンジの「あたため」機能でちょっと柔らかくしちゃいましょう。
まとめ:オーブンレンジの便利な4機能
最後にまとめます✨
オーブンレンジの便利な4機能「焼く」「蒸し焼く」「トーストする」「温める」はぜひ覚えられることをおすすめします(^u^)
「蒸し焼く」は「焼く」ときにお水を一緒に入れるだけなので、「焼く」「トーストする」「温める」の3機能だけでもいいかもしれません(笑)
オート機能は使いたいものだけ使いましょう。
基本的には、どんなお料理でも焼き具合を見ながら温度や時間を調整すればOKです。
焼き時間の調整のコツとオーブンレンジを選ぶ際のポイントは別記事でご紹介しますね(*‘ω‘ *)

ご参考ください^^